素数に関する式
素数とは1と自分自身しか約数を持たない数。
2,3,5,7,11,13,17,19,23,・・・・
ここでを素数として を考える。
これらの数の積はどうなるのだろうか?
結論からいうと
(の積)=(の和)
すなわち
gooブログで見たとおりのときは
となるから,
右辺を詳しく書くと・・・
左からある程度順に展開すると,各項は
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これにより,各項は
となることが分かるだろう。各項が重複することはないことに注意したい。証明が必要だがここでは省略する。
また後日。
以上から(の積)=(の和)
が成り立つ。これはオイラーが発見した式である。
微分積分学の基本定理
がで連続,で微分可能。
の原始関数を[F(x)]とするとき,
定積分の公式
が成り立つ
これを微分積分学の基本定理という。
牛乳パックの形続き
下書きして編集したり、texの表示を確認することのやり方が分った。
これからは下書きをして確認しながら作業してからアップしましょう。
給食の牛乳パックが、直方体の形から立方体の形に変わった。「どうして?」と聞く先生がいたので、たぶん表面積を小さくして紙代を節約したのではないか、と答えた。
「体積が一定の条件で、表面積が最小となる直方体は立方体である」ということは知っていたが、実際に数式を使って調べたことはなかった。そこで数式を使って調べることにした。
を直方体の縦、横、高さとする。この直方体の体積をとすれば、
である。
また、表面積をとすれば、である。
「体積が一定の条件で、表面積が最小となる直方体は?」というのは
の条件の下で、が最小となる条件を求めよ、と言うことである。
まず、であるから、, ,
したがって、が最小になる条件を求めればよい。
仮定より、であるから
したがって、よく知られている不等式を用いて、
(等号が成り立つのはのとき)
これより、
(等号が成り立つのはのとき)
ここで、とおくと、
、また、からより、
したがって、
「体積が一定の条件で、表面積が最小となる直方体は?」というのは
かつの条件の下で、
の最小条件を求めることに帰着する。
そこでとして、
より、極値を与えるを求めると、
より
ここでとおくと
より
したがって、[tex:0
は単調増加
これよりはで最小となる
から
最小値は
より
すなわちが最小となるのはのときであるから,
立方体になるときである。
牛乳パックの形
給食の牛乳パックが、直方体の形から立方体の形に変わった。「どうして?」と聞く先生がいたので、たぶん表面積を小さくして紙代を節約したのではないか、と答えた。
「体積が一定の条件で、表面積が最小となる直方体は立方体である」ということは知っていたが、実際に数式を使って調べたことはなかった。そこで数式を使って調べることにした。
を直方体の縦、横、高さとする。この直方体の体積をとすれば、
である。
また、表面積をとすれば、である。
「体積が一定の条件で、表面積が最小となる直方体は?」というのは
の条件の下で、が最小となる条件を求めよ、と言うことである。
下書きしてたら、texの所の表示を確認したくなったので、「保存」したら、本書きになってしまって、下書きに戻れなくなった。下書きに戻れると便利なのに・・・。誰か教えて下さい。今日はこの辺で。
1年ぶり
1年ぶりの日記。
こちらのブログの編集の仕方に今ひとつ慣れていないため、ブログ更新がおろそかになってしまった。よく見ると管理画面に下書きできるようになっていることが分かったので、今後は下書きをたくさんためて書くことにする。
今日の所はこれで・・・。また始まります。
半径が1の円に内接する正五角形
半径が1の円に内接する正五角形を考えます。その作図方法も考えると、これからの円周等分方程式 の解についても考えやすくなります。
こんな感じの五角形。
この五角形をかくには、1辺の長さを求めます。
その長さで円を切っていけばいいのです。
二重根号が出てくるので、式が見づらいですが・・・。
今回は作図法を・・・・。
円の半径を1とし,正五角形の1辺の長さをとします。
すると図のように正五角形の性質から
∠BAF=36度, ∠ABF=54度 ですから,∠AFB=90度
つまり,△ABFは直角三角形です。
∠AFOも90度となりますから,△AOF∽△ACM
したがって,AO:AC=OF:CM
正五角形の1辺が1のとき対角線の長さはでしたから
正五角形の1辺がのとき対角線の長さは です。
これより,
比の性質から
したがって,
これから,
分母を有理化すると
△ABFで
ここで
より
これでは求まりましたが,問題はの長さの作図法です。
それには,次のようにします。
ここで ですから
となります。するとは直角をはさむ2辺が
1とである直角三角形の斜辺として求められます。